【ゴルフ】ナイキ、ゴルフ用具事業から撤退 米国でのゴルフ人気低下で販売低迷
スポーツ用品大手のナイキは3日、ゴルフクラブとボール、バッグのゴルフ用具事業から撤退すると発表した。販売を取りやめる時期は公表しておらず、ゴルフ向けは靴と衣料品に集中する。主要市場の米国でゴルフ人気が低下し、用品販売が低迷しているため。ナイキは契約した男子ゴルフのタイガー・ウッズ選手が脚光を浴びた際にゴルフ関連商品を強化したが、2016年5月期決算で「ナイキ」ブランドのゴルフ商品売上高は前期比8%減の7億600万ドル(約715億円)にとどまっていた。