【リオ五輪】ロシア選手団で体罰か レスリングの女子選手が告発 「レスリング協会会長はわいせつな言葉を発し、私を殴り…」
国ぐるみのドーピング不正で評判が地に落ちたロシア選手団の中で、体罰事件が発生していたことが21日、明らかになった。男性幹部に殴られた女子選手が告発したもので、国家権力の横暴に耐えてきた選手が反旗ののろしを上げた形だ。◇
ロシアメディアによると、被害に遭ったのは、18日に行われたリオデジャネイロ五輪レスリング女子63キロ級準決勝で、日本の川井梨紗子(至学館大)に0-10のテクニカルフォール負けを喫したイナ・トラジュコワ。