【韓流】韓国アイドルへの「朝貢」が社会問題化 外車、家電、ケータリング…貢ぎ物競争が映し出す心理風景
かつて、中国皇帝に周辺国の使者が貢ぎ物を差し出した「朝貢」。朴槿恵(パク・クネ)大統領(64)の弾劾訴追を受けて外交にはとても手が回らないはずの韓国だが、なぜかその「朝貢」が社会問題化している。アイドル歌手らにファンが高額のプレゼントなどを贈る文化を指す表現で、実は日本から“輸入”された。朴氏の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告(60)による国政介入事件などを通じて政治・経済が不安定化するなか、識者は消費者の関心が家族やコミュニティーから「自分自身」に移っている韓国社会を象徴していると指摘する。