【相撲】横綱・鶴竜 「当たった瞬間、(稀勢の里関の)力抜けてた」 「僕も同じ状況だったら出場していたかも」
大相撲春場所14日目で鶴竜が稀勢の里を寄り切り9勝目を挙げた。前日の日馬富士との取組で左胸付近を負傷しながら強行出場した新横綱との勝負。出場が決まった時点で「こんなやりづらいものはない」と、以前とは違う気持ちになったという。それでも「土俵上がった以上、自分の相撲を取ろうと思った」と切り替えた。一方的に決着がきまった中、立ち合いの感触については「当たった瞬間に力が抜けていた」と振り返った。