【サッカー】元なでしこFWが語る日本女子サッカーの現在地 「遅い」の一言に込めた想いとは
2015年末、日本女子サッカーの象徴的な存在である澤穂希が現役を引退した。INAC神戸レオネッサの一員として臨んだ最後の試合となった皇后杯決勝のアルビレックス新潟レディース戦では、終盤に値千金の決勝ゴール。自らの一撃で有終の美を飾り、万雷の拍手のなかでスパイクを脱いだ。1991年のトップリーグデビューから長年にわたって日本女子サッカー界をけん引したレジェンドがピッチを去り、迎えた昨季のなでしこリーグでは日テレ・ベレーザが2連覇を達成。