【サッカー】まだ見ぬワールドカップの舞台へ…槙野智章がニュージーランド戦で見せた“覚悟”と“責任”
眉間に刻まれた真新しい傷跡には、うっすらと血がにじんでいた。ニュージーランド代表が53分に獲得した右CK。競り合いの際に相手のひじがまともに入った跡だと、左センターバックとして先発フル出場した槙野智章(浦和レッズ)が笑いながら説明してくれた。「チームのピンチで、一つのプレーで流れを変える、あるいはスタジアムの雰囲気を変えるのは僕の持ち味でもあるので」激痛とともにピッチにうずくまったのも一瞬だけ。