【芸能】渦中の小泉今日子が、“毒婦”木嶋佳苗に基づく役を演じる「毒おんな」、結婚を匂わせて大金を巻き上げ偽装自殺で排除する
芝居の成否は幕が開かなければ分からない。だが、この作品は成功間違いなしと思われる。椿組の『毒おんな』だ。事務所独立と不倫宣言で話題の小泉今日子が「首都圏連続不審死事件」の木嶋佳苗に基づく役を演じる。結婚を匂わせて孤独な中高年に近づき、大金を巻き上げた後に偽装自殺で排除する。北海道の酪農場で起こる事件であり、潜在的な被害者となるのは輸入食材店の社長(外波山文明=『四畳半襖の下張り』で演技力を発揮)と獣医(津村知与支)。