【サッカー】<平山相太の愛されすぎ“怪物伝説”>マクドナルド禁止、看板キック、投げキス(同僚から「キモい」と酷評)
もしオランダでもう1年踏ん張っていたら、もしケガさえなければ……。勝負の世界に「たら、れば」が御法度であることは重々承知しているが、そう思わずにはいられない。かつて“怪物”の名をほしいままにした平山相太が、12年半の現役生活にピリオドを打った。32歳。プロ1年目の2005年に、「3大会連続出場を目指す」と目標に掲げたW杯の舞台に立つことなくスパイクを脱いだが、そのキャリアはまさに波乱万丈だった。