【祭り】エッサ!ホッサ!赤ふん一丁の男衆が石段を一気に駆け上がる…高良大社「へこかき祭り」福岡・久留米
赤いへこ(ふんどし)姿で高良山を駆け上がる伝統行事「へこかき祭り」が1日、久留米市御井町の高良大社と周辺であった。男衆や子どもたち約110人が1時間かけ、ふもとから高良大社本殿までの約3キロを走った。祭りは厄よけや無病息災を願い、約300年前に始まったとされる。朝5時すぎ、ふもとの味水(うましみず)御井神社境内の湧き水でみそぎをした参加者たちは、太鼓の音に合わせて「エッサ、ホッサ」と掛け声を上げながら山道を走り、最後は131段の石段を一気に上って到着した。