【サッカー】<サッカー日本代表>幅広い攻めの形 アクセントは乾
◇1次リーグH組 △日本2-2セネガル△(24日、エカテリンブルク)「勝ちきりたかった」。試合後、司令塔の香川が何度も繰り返した。はっきりした口調に漂うのは、乏しいフィニッシュの精度への悔いではない。幅広い攻撃パターンから好機を数多く築けた手応えの方が色濃い。日本の攻撃でアクセントになったのは乾。身長190センチ台半ばのセンターバックがクロスをはね返し、規律良く陣形を保つセネガルに対し、左サイドに張りつつ内を突いてDFを引きつけた。