【大相撲】高安対御嶽海戦で座布団舞う 客席から客席への蛮行は“慣習”ではなく“悪習”
大相撲の世界において、しばしば展開される光景である“座布団の舞”。横綱が格下力士に敗北を喫した取組後に、観客が自身の座席に設けられている座布団を土俵へ投げ入れる行為だ。現地や中継で目にしたことのある人も多いだろう。しかし、半ば“風物詩”ともなっているこの行為は、そもそも禁止行為である。日本相撲協会の公式サイトに掲載されている「大相撲観戦時のお願い」(観戦契約約款)でも、「客席、場内その他への物投げ行為」は禁じられている。