【箱根駅伝】青学大・岩見が流した涙…悔しさは箱根で取り返す。自分が…チームの目標である5連覇の勢いを止めてしまって…。
華やかな勝者の裏側には、失敗と挫折にまみれた敗者がいる。1月3日、そびえ立つビルの間を寒風が吹き荒れる大手町。箱根駅伝で5連覇を逃し、2位だった青学大がファン、関係者の前で結果を報告していた。出場選手が弁を述べる場で、ひときわ責任を背負い込んでいた2年生がいた。4区の岩見秀哉。大勢の人の前に整列し、1区橋詰大慧、2区梶谷瑠哉、3区森田歩希主将(すべて4年)の言葉を聞いている時は気丈に立っていた。