【高校野球】<坊主文化や球数制限で揺れる高校野球>「青春ストーリーを、大人が勝手に作っている」
第91回選抜高校野球大会(センバツ)が3月23日に開幕した。おなじみの坊主姿に球児らしさを求めたり、エース投手が強豪相手にひとりで投げ抜く様が称賛されたりする反面、連投による故障リスクや、坊主を嫌がる子どもの野球離れなどが懸念されている。慶應義塾高校は、そんな高校野球のイメージを覆す存在だ。2018年の春の選抜・夏の甲子園と立て続けに出場を果たした際、出場校の中では珍しく、選手の頭髪が坊主ではなかった。