【MLB】将来的には全国リーグを作りたい。イチローが草野球にガチで挑む理由。
9月24日、午後3時、シアトル。夏とさほど変わらぬ強い陽光がさすものの、すっかり低く下がってしまった太陽が秋の訪れを感じさせる。レギュラーシーズンも残り1週間。フィールドでマリナーズの若手選手が早出で打撃練習を行う中、右翼には白球を追うイチローさんの姿があった。瞬時にスタートを切る第一歩、落下点へ最短距離で入る無駄のない動きと走力、美しいワンハンド・ランニング・キャッチは現役を半年前に引退し、1カ月後には46歳になる“おじさん”のものとは思えない。