【IOC】「東京五輪延期」の判断に根拠なし! “総資産41億ドル”IOCの呆れたマネー・ファースト体質
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京五輪の開催が来年7月に延期されることになった。国際オリンピック委員会(IOC)は延期の決定に至るまで、4年に1度の「平和の祭典」が選手や観客の生命や健康に勝ると言わんばかりに振る舞い、いたずらに決断を遅らせ、世界中の選手や競技団体から激しい非難を受けてきた。4月20日に『 オリンピック・マネー 誰も知らない東京五輪の裏側 』(文春新書)を上梓したジャーナリストの後藤逸郎氏が五輪延期の決定を遅らせたIOCの「マネー・ファースト」というべき体質について綴った。