【続く著名人の自殺】<精神科医>「安易な推測、連鎖を助長」「調子はどう?」などと連絡をとり、悩みを聞き出してあげることが有効
多くのテレビドラマや映画などで活躍していた俳優の竹内結子さん(40)が27日、死亡した。現場の状況から、警視庁は自殺とみて調べている。7月には俳優の三浦春馬さん(30)が亡くなり、一線で活躍する芸能人の自殺とみられる事例が続く。精神科医で日本自殺予防学会の張(ちょう)賢徳(よしのり)理事長は「著名人の自殺を知った人が『あの人でもつらいことがあれば自殺するんだ』という心境になり、自殺を選ばせてしまう可能性がある」と指摘する。