【野球】セ・パの差は「切磋琢磨」競争環境の違い 「世界一」目指すソフトバンクと立ちはだかる他球団、レベル高くなるのは当たり前
【小林至教授のよくわかる「パ高セ低」(1)】球界の盟主・巨人が日本シリーズで、ソフトバンクに2年連続で1勝もできず衝撃の敗退。これでパ・リーグ球団の日本一は8年連続となった。今年はコロナ禍で中止となった交流戦でも、パの勝ち越しが10年続いている。なぜセ・リーグはここまで勝てなくなったのか。ソフトバンクのチーム編成責任者として、3軍制導入をはじめ今日の常勝軍団の礎を築いた桜美林大・小林至教授が、「パ高セ低」の格差が広がり続けるメカニズムを短期集中連載で説き明かす。