【大学ラグビー】明大先発枠へ「うまくない」ルーキーが名乗り。果敢で謙虚な木戸大士郎
試合を終えて会場を後にすると、入口付近で子どもに話しかけられた。「どうすればうまくなりますか」
明大ラグビー部1年の木戸大士郎は、「…楽しむことです」。少年と別れ、苦笑した。「(自分は)全然、うまくないんで…」
「僕としては課題ばっかり残るゲームやった。克服できるようにしたい」「ファーストタックルが高く、飛ばされたり、弾かれたり」「(自身の役目が地上戦で働く)FLなんで、一発で倒すタックルを(決めたい)」口をつくのは反省の弁ばかりだったが、持ち味も発揮した。