【箱根駅伝】権太坂よりキツい…箱根駅伝「花の2区」でエースたちを待ち受ける最大の試練
箱根駅伝「花の2区」は、権太坂を越えても、まだ気が抜けない。19キロの「不動坂」交差点を過ぎ、20キロ付近から戸塚中継所までの3キロはアップダウンしながら高低差40メートルを上る。ラスト800メートルの上りは特に急な坂道で、ハーフマラソンの距離を走ってきた選手たちは、とどめを刺される。1991年の第67回大会で、早稲田大の1年生だった櫛部静二選手(現・城西大監督)が中継所まであと300メートルの場所で失速し、ふらふらになる衝撃のシーンがあった場所だ。