【サッカー】<中村俊輔>プロ1年目、途中交代に激怒し監督とのハイタッチも無視!本人の言葉を借りれば「くそ野郎」だった。
ロッカールームに戻ると、スパイクを蹴り飛ばし――今から25年前のことだ。高卒ルーキーの中村俊輔は、ある場面で、新人らしからぬ生意気な行動に出た。本人の言葉を借りれば「くそ野郎」だった。1997年、横浜でのプロ1年目。当時、チームを率いていたのはハビエル・アスカルゴルタ。スペイン人指揮官は、まだ線は細かったが卓越したテクニックとイマジネーションを備えるレフティを開幕からベンチ入りさせれば、その後も途中出場や先発抜擢など、積極的に試合で使った。