日ハムに去られた「札幌ドーム」の現状 「新モード」は見通しが甘すぎた ドーム周辺の飲食店も売上げの低下に エスコンFの集客は順調
「試算が甘かった」では済まされないようだ。昨年まで日本ハムファイターズが本拠地にしていた札幌ドームの「新モード」が初めて使用されたのは、9月10日だった。ラグビー・ワールドカップ「日本対チリ戦」のパブリックビューイング・イベントが行われ、1860人が来場した。当日は巨大な幅31メートル、高さ18メートルの特設スクリーンが用意され、球場敷地内には屋台風の飲食店も出店、家族連れの来場者も終始笑顔だったという。