【ひろゆき十戒】トルコで少数民族言語の辞典を出した、日本人の身に起きたこと 在仏57年の言語学者・小島剛一さん

トルコで今年、日本人が1人で書き上げた少数民族言語の辞典が刊行された。『ラズ語トルコ語辞典』は2072ページ、重さ3.4キロの大冊。出版まで40年以上かかったのは、ただ研究や執筆に時間を要したからではないという。著者はフランス在住57年の言語学者、小島剛一さん(78)。数年前、「ひろゆきを論破した」とネット上で話題になったこともある人だが、小島さんの人生において、それはほんの小さな出来事にすぎない。