【出版】漫画誌不振で雑誌と書籍の売り上げが41年ぶりに逆転 「こち亀」「BLEACH」終了響く ジャンプは全盛期の1/3に
出版不況が続く中、今年の雑誌の売り上げが、41年ぶりに書籍を下回る見通しとなったことが26日、出版科学研究所(東京)の調査で分かった。漫画誌の不振などが原因とみられ、1970年代半ばから続いた「雑高書低」と呼ばれる状態が逆転、出版界の“常識”が覆った。スマートフォンの普及や電子雑誌読み放題サービスの浸透なども背景にあり、雑誌を主力に据える町の書店の苦しさが浮き彫りになった。