【中国経済】バブル崩壊前夜 何でもマネーゲーム…石ころや野菜まで投機対象
あちらこちらで聞かれるようになった中国経済の危機説。その最も大きな要因とされるのが、財テク商品「理財産品」だ。年利10%前後という高利回りの理財は、個人投資家から一般庶民に至るまで、幅広い人気を集めてきた。そのため、預金量の低い銀行が、資金力確保の手段として組成してきたという側面もある。その理財の総額1兆5000億元(約24兆円)分が6月末に償還期限を迎えたが、いずれはデフォルトする理財が続出するのではという懸念は尽きない。