【日中】防衛省、対中国で硫黄島に通信傍受施設設置方針 中国軍の太平洋での活動活発化で
対中国で硫黄島に通信傍受施設
防衛省は、中国軍が太平洋での活動を活発化させていることから、その動向を把握するため、情報収集能力を強化する必要があるとして、小笠原諸島の硫黄島に、艦船の通信などを傍受する施設を新たに設置する方針を固めました。中国軍の活動を巡っては、ことし7月、5隻の艦船が北海道の宗谷岬を初めて通過し、太平洋に出て、日本列島を回り込むように南下したほか、今月8日には爆撃機2機が、南西諸島を越えて初めて太平洋まで飛行するなど、その範囲を広げています。