【韓国/化学】研究チーム、大腸菌を利用してフェノールを作る技術開発
韓国国内研究チームが、大腸菌を利用して、フェノールを人工的に生産できるオリジナル技術を開発した。フェノールとは、原油を処理して手にした石油化学物質であり、プラスチックの一種のポリカーボネート、強力な接着剤のエポキシ、除草剤の製造に使われる。KAISTの李相燁(イ・サンヨブ)特勲教授(写真)は30日、大腸菌の代謝作用(生物体が体外から取り込んだ栄養物質を、体中で分解し、生命活動に使う物質を生成する作用)を利用し、フェノールを有効に生産することに成功したと明らかにした。