【南日本新聞】「慰安婦は解決済」「安倍首相の靖国参拝は批判せぬ」「竹島・尖閣で日本の立場主張」「南京大虐殺は嘘」 NHK経営陣は改めよ
公共放送の根幹を揺るがしかねないNHK経営陣の問題行動が相次いでいる。それぞれが政治的中立性に疑問符を付けざるを得ない重大な言動であり、不適格者のそしりは免れそうにない。皮切りは1月に就任記者会見した籾井勝人会長だった。従軍慰安婦問題について「どこの国にもあった」と断言した。この問題をめぐってさまざまな意見があるなかで、公共放送のトップとしては思慮に欠いた発言といえよう。