【論説】「核武装・再軍備化を国際社会で阻止せよ」 中国がプルトニウム保有問題で「日本は危険な国」と風潮、尖閣問題への対抗か
米オバマ政権が日本に対し、冷戦時代に日本に提供したプルトニウム300キログラムの返還を求めた件を受け、中国では日本に核兵器の保有に進む考えが強まっているとして、国際社会で阻止すべきといった論調が高まりつつある。中国が同問題に強い関心を示している理由としては、尖閣諸島をめぐる日本との対立で、国際社会に向け「日本は危険な国」とする理由に最大限に利用しようという思惑が見え隠れする。