【タイ】クーデターから1週間、全権掌握のプラユット陸軍司令官ら、具体的な行動を控えるタクシン派を警戒…秩序回復へ基盤固め
タイでクーデターが起きてから29日で1週間。全権を掌握したプラユット陸軍司令官は、自らを首班とする軍事政権「国家平和秩序評議会(NCPO)」の統治についてプミポン国王から承認を獲得。大義名分である「秩序回復」に向けた体制構築を着々と進めるが、締め付けを受けるタクシン元首相派の巻き返しも予想される。評議会は27日夜、治安や経済、法務などで助言を受ける顧問団10人を発表した。