【中国】胡錦濤前国家主席の元側近の実兄を調査…共青団派が「反腐敗」の次のターゲットか、中国
中国共産党中央規律検査委員会と監察省は19日、重大な規律違反と違法行為の疑いで、山西省の政治協商会議の令政策副主席(62)と杜善学副省長(58)を調査していると明らかにした。令政策氏は、胡錦濤前国家主席の元側近で国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の副主席を務める令計画氏(57)の実兄。胡氏時代の最高指導部元メンバー、周永康氏の汚職疑惑を追及する習近平指導部が、胡氏の出身母体、共産主義青年団(共青団)派の計画氏を反腐敗キャンペーンの“次のターゲット”とし、追及を開始したとの観測が出ている。