【日中】村田信彦・元毎日新聞記者「中国の抗日戦争は世界の反ファシズム戦争なのに、日本はその意義を故意に矮小化してきた」
2014年9月4日、環球時報は「日本は中国の抗日戦争の意義を故意に矮小化している」と報じた。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は3日に行われた抗日戦争勝利を記念する式典で演説を行わなかった。日本メディアの多くが、7月7日に開かれた式典(日中戦争の発端となった盧溝橋事件から77年)で、「歴史の否定を許さない」などと安倍政権を批判したのとは大きな違いだとした上で、北京で11月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を控え、日本との関係に配慮したものとみられると報じた。