【中国】中国元高官、トヨタに便宜 初公判で複数企業から6億円の賄賂を受け取り、便宜を図ったと指摘される
収賄罪に問われた元中国国家発展改革委員会副主任、劉鉄男被告の初公判が24日、河北省廊坊市の中級人民法院(地裁)で開かれ、検察側は被告と家族が複数の企業から計約3558万元(約6億3千万円)の賄賂を受け取り、トヨタ自動車の中国合弁会社の事業にも便宜を図ったと指摘した。起訴状によると、劉被告は、トヨタと中国の大手自動車会社、広州汽車が設立した合弁会社の事業について、発展改革委の許認可を得る上での便宜を図った。