【酒】妹への傷害致死罪に問われた元福岡県警警部補、飲酒止められ立腹と検察側指摘…弁護側は心神耗弱状態と主張
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妹を暴行して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた元福岡県警田川署警部補の被告(58)の裁判員裁判の初公判が20日、福岡地裁小倉支部(武林仁美裁判長)であった。被告は「覚えていませんが、私がやったことだと思う」と述べ、弁護側は飲酒による心神耗弱状態だったと主張した。起訴状などによると、被告は2023年12月31日夜、北九州市門司区の自身の実家で妹(当時55歳)の頭部や顔面に暴行を加え、翌日に外傷性脳障害で死亡させたとしている。