【小倉コレクション】韓国文化財返還問題、東京簡裁が韓国団体の調停申請を却下
韓国の僧侶で文化財の返還運動を展開する市民団体代表、慧門(ヘムン)氏が東京国立博物館に対し、同博物館が所蔵する韓国文化財の返還を求める調停を東京簡易裁判所に申請した件で、同簡裁は5日、同市民団体が該当文化財の所有者ではないという点から「調停不成立」の判断を下した。慧門氏が同日明らかにした。慧門氏によると、同博物館の運営を担う国立文化財機構の関係者は、調停の場で、調停不成立を理由に、同市民団体の申請についての立場を明らかにしなかった。