【台湾】新市長就任で実現なるか 台中で新たな「山手線」整備計画 その名も「幸福山手線」
(台北 30日 中央社)
台中市長選挙は29日に投開票され、最大野党・民進党で元立法委員(国会議員)の林佳龍氏が初当選を果たした。同氏は公約として新たな鉄道整備計画を打ち出しており、今後の実現に向けた取り組みに注目が集まっている。「幸福山手線」と呼ばれる鉄道計画は以前から林氏が提案していたもので、現在建設が進む台中メトロ(MRT)の路線とは別に、既存の台湾鉄路縦貫線や海岸線を改良し、その2線を短絡する新線などを建設した上で、環状運転を行うという。