【文化】日韓、記憶遺産候補・外交使節「朝鮮通信使」の関連資料を選定 両国の資料約90件を登録申請候補に
日韓、記憶遺産候補の資料選定
【釜山共同】韓国南部釜山で1日、江戸時代に朝鮮王朝が日本に送った外交使節「朝鮮通信使」の関連資料について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産登録を目指す日韓の有識者らによる「共同推進部会議」が開かれ、暫定で計約90件の両国の資料を登録申請候補に決めた。日本側からは善隣外交を主導した儒学者、雨森芳洲の著書「交隣提醒」や福岡、長崎など各地に残る資料、韓国側からは通信使が残した記録などが承認された。