【安倍談話】「次世代、まず過去を知るべき」~ドイツ戦後補償支援財団職員「過去の毒抜かなければ現在も未来も駄目になる」
▲来日したドイツの財団職員ウタ・ゲルラントさん=15日、東京都新宿区で安倍晋三首相が戦後70年談話で「次の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と述べたことが論議を呼んでいる。第2次世界大戦当時の強制労働被害の補償に当たるドイツ「記憶・責任・未来」財団理事会の専門職員(アドバイザー)で、最近来日したウタ・ゲルラントさんは、本紙に対し「歴史の責任は次の世代にもあるというのが、ドイツの姿勢だ」と述べ、若い世代が過去を直視する重要性を語った。