【南シナ海問題】フィリピンが投票用紙集計機の発注を中国から台湾に変更 「選挙妨害」を懸念 中国「事実無根の作り話」
フィリピンの選挙管理委員会が、来年5月の大統領選などで使われる投票用紙集計機の発注先を中国から台湾に変更したことが明らかになった。南シナ海の領有権で対立する中国が、選挙妨害を計画していると、情報機関から指摘を受けたためとしている。ロイター通信が21日までに伝えた。在フィリピンの中国大使館は16日、「中国が来年の選挙で妨害を試みているとされる話は完全に事実無根で全くの作り話」との声明を発表。