【産経インタビュー】来日中のウィクラマシンハ・スリランカ首相、日本の安保法制を支持 中国の海洋攻勢には「航行の自由」を強調
来日中のスリランカのウィクラマシンハ首相は4日、京都市内で産経新聞と会見し、日本の新たな安全保障関連法制について「海洋の安全保障に関わる他国との協力を可能にする」と述べ、インド洋の海洋国家として支持する考えを示した。海洋進出が著しい中国をめぐっては、国際法に基づく「航行の自由」の重要性を強調した。ウィクラマシンハ氏は自衛隊が国連平和維持活動への参加などで信頼を高めてきた経緯に言及した上で、安保法で自衛隊の活動対象が広がることなどを「脅威とみなすことはできない」と語った。