【北朝鮮】「邦人埋葬地」また公開 北朝鮮北西部「484人」 そのうち467人が子どもで、ほとんどは旧満州からの避難民か
北朝鮮は9日までに、終戦前後の混乱期に現在の北朝鮮地域で死亡した日本人の埋葬地とする北西部、平安北道定州の丘陵地を共同通信に公開した。今年8月の調査で場所を特定したといい、メディアへの公開は初めて。公開は8日。鉄道駅に近い「南山」と呼ばれる丘陵地で、現在は地元住民の共同墓地となっている。北朝鮮側で遺骨調査を進める社会科学院歴史研究所の曺喜勝所長によると、日本の資料や定州からの引き揚げ者が作成した地図などを基に特定したという。