【噴水台】慰安婦映画『鬼郷』を観て知ったノリゲ、クェブルノリゲ~それがなかったら『鬼郷』は涙のたわごとで終わったかも
映画を見てクェブルを知るようになった。日帝強制占領期間の慰安婦女性たちの魂を2016年春に呼び出した『鬼郷』で最も目についたのがクェブルだった。略してクェブル、いわゆるクェブルノリゲ(主に子供たちの服につけた装飾品)だ。「皇軍(日本軍)のためにメス犬」に転落した私たちのお母さんやおばあさんの泣き叫ぶ声に怒りが込み上げたが、クェブルノリゲのおかげでかっとなった怒りをしずめ、新しい力を見出すことができた。