【『なぜ私は韓国に勝てたか』】韓国によるいじめを生き抜く 孤独な日本人の戦いの記録 鄭大均(首都大学東京特任教授)
『なぜ私は韓国に勝てたか』(産経新聞出版)は韓国の「いじめ」に屈しなかった日本人ジャーナリストの記録である。(iRONNA)国際関係を「いじめ」と形容するのは少し変わっているかもしれない。しかし60年代から70年代にかけて、日本の進歩派たちが北朝鮮にある本物の独裁政治には目を閉じたまま、朴正煕政権を「軍事独裁政権」と糾弾した反韓キャンペーンは国際社会における「いじめ」の例であり、そこには、相手方に対する道徳的蔑視の態度があり、弄(もてあそ)ぶ態度があった。