【「慰安婦」日韓合意】合意で支援団体「挺対協」と韓国政府の対立が鮮明に
慰安婦だった女性らを支援する「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の尹美香常任代表は19日、慰安婦問題解決をうたった昨年末の日韓合意により「挺対協と韓国政府は対立関係になった」と強調した。中国やフィリピンなど各国の支援団体が集い、ソウルで開かれた「日本軍『慰安婦』問題アジア連帯会議」で述べた。尹氏は、合意を受けて朴槿恵大統領が述べた「二十数年、進まなかった慰安婦問題を現政権が進展させた」との趣旨の発言は「(長く活動を続けている)挺対協への悪感情を示している」と批判した。