【韓国】セウォル号、9月中に引き揚げ 「行方不明者が一日も早く家族の元に戻るようにしてほしい」
2014年4月に韓国南西部・珍島沖で起きた客船セウォル号沈没事故で、船体の引き揚げ作業を統括している海洋水産省は31日までに、9月中の引き揚げを目指す方針を明らかにした。船体は水深45メートルの海底に横たわっており、行方不明者9人の遺体が船内に残っているとみられている。発表によると、金栄錫・海洋水産相は7月29日、珍島を訪れ、作業関係者に対し「工程をできるだけ短縮し、9月中に引き揚げ、行方不明者が一日も早く家族の元に戻るようにしてほしい」と指示した。