【韓国経済新聞】「韓国の証券会社『野村証券に10年以内に追いつく』という度胸育てるべき」
「一言でいえば野性が足りない。自分たちが韓国電力のようなユーティリティ(施設管理)会社の社員だと思っているのだから」証券会社をはじめ主な金融機関の最高経営者(CEO)の職をあまねく経験した黄永基(ファン・ヨンギ)韓国金融投資協会長は、証券業の成長が遅い理由をこのように要約した。危険が伴う業務を忌避して最大限安全に利益を出す方法に没頭していて、株式プブローカレッジ(仲介)のようなレッドオーシャン(競争が激しく利益が薄い分野)から脱却できずにいるという指摘だ。