【ハンギョレ新聞/社説】右往左往する政府にTHAADを任せられるのか
高高度防衛ミサイル(THAAD)配備の場所をめぐる大統領府の慌てぶりが際立ってきた。大統領府のチョン・ヨングク報道官は5日、「選定されたものを変えるのは容易ではないが、要請通り他の地域も綿密に調査し、詳しく知らせる」と述べた。朴槿恵(パククネ)大統領が前日、セヌリ党の大邱・慶尚北道地域の国会議員との懇談会で行った、THAAD配備地域を星山砲隊ではなく、星州郡内の他の地域に変更することもあり得るという発言により広がった波紋の鎮火に乗り出したのだ。