【日中】安倍晋三首相「東シナ海での特異な活動は極めて遺憾」と抗議 習近平氏は南シナ海で「日本は当事者ではない」と反論
20カ国・地域(G20)首脳会議出席のため中国・杭州を訪問中の安倍晋三首相は会議閉幕後の5日、中国の習近平国家主席と会談し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で相次ぐ中国公船の領海侵入について「特異な活動は極めて遺憾だ」と抗議し、自制を求めた。一方で、両首脳は東シナ海での不測の事態を回避するため、日中防衛当局間の「海空連絡メカニズム」の早期運用開始に向け、協議を加速することで合意した。