【政治】稲田朋美防衛相、南シナ海での警戒監視「具体的計画はない」
稲田朋美防衛相は20日午前の記者会見で、自衛隊による南シナ海での常続的な警戒・監視活動について「現時点で行っておらず、具体的な計画はない」と述べた。ただ、南シナ海で中国の人工島周辺に艦船を航行させる米国の「航行の自由作戦」に関しては改めて支持を表明した。中谷元(げん)前防衛相は昨年2月、米海軍高官が自衛隊による南シナ海での警戒・監視活動に期待を表明したことについて「どのように対応するべきかは今後の課題だ」と述べ、より積極的な関与を検討する考えを示していた。