【緊迫・東シナ海】中国軍機、宮古海峡通過は遠海作戦能力を強化するため…台湾・国防部が分析
台湾国防部(国防省)は26日までに2016年の「中国軍の軍事力に関する報告」を立法院(国会)に提出、この中で中国空軍が遠海機動作戦能力を強化するため、宮古海峡などを通過して西太平洋上の演習や南シナ海上でのパトロールを行っていると指摘した。報告書は、米軍のアジア太平洋地域での戦力強化を受けて米中両軍の航空機や艦船が接近するケースが激増していることや、7月の仲裁裁判所の判断が中国の南シナ海の権益を損なう結果となったことが背景にあると分析。