【韓国】紀元前4世紀の祭礼用「小型鏡形銅器」、全羅南道咸平郡上谷里で初出土
紀元前4世紀から紀元前3世紀まで、宗教儀礼に使われたとみられる小型「鏡形銅器」が、韓国国内で初めて発見された。中国東北地方の鏡形銅器と似ており、この時期の青銅器文化の交流像を探ることのできる主要資料と評価される。文化財庁は、「韓国文化財財団が全羅南道咸平郡上谷里(チョンラナムド・ハムピョングン・サンゴクリ)の新築敷地の発掘現場で、青銅器時代の土壙墓や住居地、初期鉄器時代の石棺墓、三国時代の周溝(お墓周辺の溝)など計21基の遺構を確認した」と明らかにした。